既卒 いつまで新卒として就活出来る?
既卒はいつまで新卒扱い?新卒求人に応募出来る?
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既卒 いつまで新卒として就活出来る?
既卒となってからの就職活動、大企業への就職を目指す方も多いと思います。
新卒枠への応募を中心に、既卒となってから就活を続ける方も多いでしょう。
学校を卒業後3年間は新卒扱いとすること、という通達が厚生労働省より平成22年に出されてより、多くの企業が卒業後3年間は新卒扱いとして応募を受け付けるようになりました。
こうした変更には大企業ほど反応が良いと言えますので、日本を代表するような大企業の多くも卒業後3年間、既卒者も新卒枠での応募を受け入れるようになっています。
これは今も継続されていて、多くの企業では、
「既卒が新卒枠で求人へ応募出来る、新卒として就活できるのは3年間」
ということになります。
実際、既卒者が新卒枠で求人へ応募することを受け付けている企業は多く、人手不足もあり就職活動の進めやすさは過去に比べて状況は良いのではないでしょうか。
既卒者からの応募を新卒枠でも受け付けている企業は約43%という調査結果もあります。
既卒者の新卒採用、既卒何年目まで応募可能?
肝心の既卒者が新卒枠で応募可能な年齢、卒業後の年数ですが卒業後2,3年とする企業の割合が最も多くなっています。
ということは、高卒であれば年齢としては、20歳~21歳。
大卒であれば24歳~25歳が上限として考えて良いでしょう。
(大学の場合には留年、浪人、大学院卒などで年齢が変わる可能性はありますね)
既卒者の就職活動は基本的には中途採用を狙ってのものとなりますので、大企業への就職を目指すのは難しいです。
既卒者は職歴なし・社会人未経験です。
そうした人材を中途採用では応募対象としていない大企業が多いからですね。
しかし、就職するならば給与も高い、福利厚生も手厚く充実している大企業を希望したい。
学生時代に就職が出来なかったけれど、既卒になってからもまだ就活で挑戦したい。
そうした気持ちを持っている既卒の方も多いのではと思います。
とはいえ、既卒者の就職活動は厳しい・・・
ただし、新卒枠で応募は可能ですが内定が実際に出るかどうかはまた別問題です。
8割以上の企業が新卒枠で応募した既卒者には内定を出していない、とも言われます。
新卒として就活はできますが、内定獲得するのは非常に難しいと言わざるを得ません。
それを考えると、既卒者が新卒枠で採用されるのは非常に狭き門となります。
そのため、どうしても新卒でしか募集がない企業へ就職を目指したい、といった場合には応募可能な年齢の間はフリーターとして収入を得ながら就職を狙う方もいるかもしれません。
しかし、多くの方にとってはその就活方法はリスクが高いかも知れません。
基本的には既卒になってからの年数が増えるに従って、就職するのは難しくなっていくためです。
既卒が就職しやすい時期はいつ?
既卒になってからの就職活動で、正社員就職しやすいのはやはり既卒1年目です。
早い方は、就職先が決まらずに卒業が決定して3月頃から既卒として就活をスタートする方もいるようです。
早い時期に就職先を決めたいから、と大学卒業予定として既卒向け就職エージェントを活用し就活準備をスタートする方も。
既卒になると、新卒のように就活スケジュールはありません。
中途採用を狙っての通年採用となりますので、就職活動を始めたいときに始めることが出来ます。
既卒1年目に就職活動をすることは、企業に対しても仕事への熱意を伝えやすく、就職しやすいゴールデンタイムになると言えます。
内定が出やすい時期は3月です。
年明け、求人が増える時期を狙って就活をスタートしても間に合う既卒の方も多いでしょう。
しかし、年明け1月からのこの時期はライバルも増えますので、しっかりとした就活準備をしなければ内定獲得は難しく、就職できない状況が続く可能性もあります。
既卒2年目、3年目以降の就職活動は空白期間の説明がポイントに
既卒2年目、既卒3年目になると正社員面接では「空白期間」について質問されるようになってきます。
空白期間が長くなるに従って、仕事への熱意が少ないのではないか?といった印象を持たれやすくなります。
合わせて、
「なぜ新卒で就職できなかったのですか?」
といった質問されます。
こうした質問に対して、面接官が納得できる答えを用意する事が必要となります。
既卒になってからの年数が長くなるにつれて、面接が厳しくなりますし書類選考でも落ちることが増えてきてしまいますので、就活で既卒であることを不利に感じる事が多くなってしまいます。
いずれは正社員就職を、とお考えの場合には出来るだけフリーター・ニート期間を作らずに、既卒1年目での就活をオススメしたいと思います。
既卒から正社員就職になるために
企業の中には、既卒者の採用に積極的な企業もあります。
既卒者のポテンシャル、やる気に期待をして、あえて既卒の方を採用したいと考える企業も増えつつあります。
求人サイトでも最近は「既卒歓迎!」といった求人も増えましたし、既卒歓迎の条件をチェックして探す事も出来る求人サイトもあります。
また既卒向け就職支援サイトの活用により、
「既卒者を採用したいと考えている企業」
を紹介してもらう就活方法もオススメです。
人物重視の面接、ポテンシャル採用をしてもらえる企業が多いことが特徴です。
求人サイトのように、応募者が複数いて既卒だから選考が不利になる、といったこともありません。
そういった意味では、成功率の高い就活を進めることがしやすいのが、こうした就職支援サイトとなります。
既卒者の就職支援に特化した、オススメの就職支援サイトとなります。
一年を通していつでも無料で利用することが可能です。