既卒の就活は厳しい。でも内定獲得はできる
就職できない既卒、厳しい就活で内定獲得するには
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既卒の就活は厳しい?
既卒として就職活動をしている人の話を聞くと、新卒として就活した時と比べて厳しいと感じている人は多いようです。
実際、既卒として就活をしていてもなかなか内定がもらえずに、就職活動の期間が長くなる方も多いという事です。
自力での就職活動の末に既卒向け就活サイトへ登録、相談に訪れる方の中には半年、1年といった期間の就活の後に、就職相談や求人紹介の依頼に訪れる方は少なくないようです。
既卒の就職は中途採用枠
既卒の就職活動ですが、応募するのは新卒枠ではなく経験者も多く競うことになる「中途採用枠」です。
既卒の就活ではリクナビ、en、他にも多数ある求人サイトを利用して応募をする方も多いと思います。
こうした一般的な求人サイトを利用して応募する場合でも、既卒の方は職歴なし・社会人経験なしなので、未経験OK、フリーター歓迎、既卒歓迎といった求人を中心に応募をすることが多いでしょう。
しかし、こうした未経験OKの正社員求人にも、経験者が応募していることあります。
企業としては応募者が複数いた場合には、やはり即戦力の採用に魅力を感じる事が多いと言えます。
採用してすぐに戦力として活躍してくれる方が、様々な面で企業にはメリットがありますからね。
そのため、職歴なし・未経験の既卒者は就活で不利になることが多くなってしまうのです。
既卒者が就活を成功させるためのポイント
既卒者が就活を止めること無く、内定獲得までスムーズに進めるには次のようなポイントに気をつけて就活を進めるのがコツと言えます。
就職が成功している人の共通点をいくつかピックアップしてご紹介しています。
就職が決まらない人にならないように、内定がもらえる人の共通点を参考にされることをオススメします。
就職を諦めない
既卒の就活では、なかなか内定がもらえない方は多いです。
書類選考で落ちてしまう事もありますから、就職へのモチベーションの維持が問題となります。
就職が最終的に決まる方は、長い就活期間になったとしても諦めずに就職活動を続けているという共通点があります。
求人を選び過ぎない
既卒の就活は、基本的には中途採用枠となります。
新卒の頃と同じ感覚で就職活動をしようと考えていた場合、応募出来る求人数の少なさに「やりたい仕事が見つからない」といった気持ちになるかもしれません。
既卒が就活を成功させるには、求人を選び過ぎない事が重要です。
条件が付けば付くほど、求人が見つかりにくくなりますよね。
興味を持った求人があったとしても、企業規模が小さかったり待遇(給与)が思ったよりも低いことから応募しない、といったこともあるかもしれません。
既卒3年以内は新卒扱い、ということで大手企業へも応募可能な求人がありますが大手企業ばかりを狙って応募している既卒の方もいるかもしれません。
しかし、そうした就活の仕方を続けているといつまでも経っても就職先が決まらない、内定がもらえないといった可能性もあります。
既卒の就活では、職種を重視して就職先を選ぶ事がオススメです。
就職してどんな仕事をしてどんな経験を積む事ができるかが大切です。
将来的に転職を考える事もあるでしょうから、その時に市場価値の高い(需要が高いスキルを身に付けている)人材になれているかどうかを考えてみる事も大切ですね。
自己PR、志望動機を既卒のものに変える
新卒として就職活動をしていた方は、新卒時の自己PRや志望動機を使ってと考えている方もいると思います。
しかし、既卒となった状況ではやはり新卒の自己PRや志望動機では、ズレが生じてしまいます。
それに新卒はどこに配属されるか基本的には分かりませんから、特定の職種などを希望していない志望動機である場合も多いと思います。
既卒者は職種に応募しますから、その職種で仕事に就き、どんな人材になっていきたいかなど具体的な志望動機などを話す事が必要となります。
志望動機は特に新卒の時よりも企業研究をして、作成をする事が必要と言えるでしょう。
自己PR、志望動機を既卒のものに改めて作り替えることが重要です。
複数の既卒向け就活サイト、求人サイトを利用している
既卒の就活では行動量が重要です。
興味のある仕事、長く働けそうな会社、自分に合っていそうな職種。
求人応募のポイントは人それぞれ様々あると思いますが、応募しなければ就活が進みません。
応募数を増やせばその分、内定獲得ができる可能性があります。
リクナビなど求人サイトの他、
などを併用して就職活動をする方も多いです。
実際、複数の求人サイトなどを利用して就活をする既卒の方が多いのではないでしょうか。
それぞれが異なる正社員求人を持っていますからね。
より多くの求人情報を得ることも、就職活動では重要なポイントです。
特に既卒向け就活サイトには、既卒歓迎の未経験OK正社員求人の情報が多いです。
利用する事で、効率良く就活をする事が出来ます。
内定を得るために、就職成功率を上げるために複数の求人サイト、就職支援を利用する方法はオススメといえます。
面接対策ができている
既卒になると、既卒向けの質問が面接でされるようになります。
「なぜ既卒になったのですか?就職しようと思わなかったのですか?」
「卒業してから今まで、何をしていましたか?」
ネガティブな質問もあるはずです。
どんな答え方をするかを、面接官はみていますからね。
面接でどんなネガティブな質問、答えにくい質問があったとしてもポジティブな答えに変換して受け答えができるように準備をする事が必要です。
答えられずに沈黙が続いてしまったり、辻褄の合わない受け答えをしてしまったり、といったことが内容にしっかりと面接準備をしましょう。
既卒の就活では行動量(求人応募)が重要
既卒の就活では、行動量が重要となります。
1社応募して、結果を待ってから次の求人を探して応募・・・では正直なところ、就職活動の期間が長くなって大変です。
並行して複数の会社の採用選考を進める既卒の方が多いと思います。
スケジュール管理をしっかりと行い、内定獲得に向けて就職活動を頑張っていきたいですね。
既卒者が苦労する求人探し、面接対策や日程調整など。
心配な方は
を活用して、経験豊富な就職アドバイザーなどからサポートを受けながら就活を進める事をオススメします。
20代であれば、まだまだ就職を決める事は可能です。
20代後半、29歳の既卒フリーター・ニートの方でも大丈夫です、就職できます!
と力強く答えてくれる就職エージェントが多いです。
「既卒者が就活を成功させるためのポイント」
でご紹介したようなポイントに気をつけつつ、就職活動に取り組む事で既卒の方も十分、正社員として就職することは可能です。
厳しい既卒の就活を乗り切るには
「既卒の就活は厳しい」です。
新卒の時の就活と比べてしまう方もいると思いますが、書類選考の段階から落ちることが多くて悩んでしまっている方もいるかもしれません。
そうした就活の厳しさから、既卒は就職できない?人生終了?詰みかも・・・
「思った以上に既卒の就活は厳しい。もしかしたら、就職できないかも」
とついネガティブに考えてしまう事もあるかもしれません。
既卒になると就活スケジュールも特になく、就活を始めたいタイミングで始める事が出来ます。
そのため、既卒後とくにやりたい仕事が無いから、とフリーターやニートとして生活をする人も多いですね。
しかし、空白期間が出来てしまう事ことで既卒の就活がさらに厳しくなってしまいます。
既卒から正社員就職を目指すことを考えた場合には、出来るだけ早めに就活をスタートすることがオススメです。
既卒の就活が厳しくなる理由
大学などを卒業後、既卒として就活する場合には中途採用への応募となります。
中途採用枠へは、職種や待遇などの関係しますが、様々な経歴・職歴の求職者が応募をしています。
その中には「職歴あり即戦力の転職希望者」もいる場合があります。
既卒者は、職歴なし・社会人未経験です。
大部分の企業は即戦力を採用したいと考えるものです。
(場合によっては、真っさらな未経験者を採用したいというケースもありますが、少数といえます)
そのため、既卒者は書類選考の段階から不利になることが多くなってしまいます。
また、既卒者に対してのネガティブなイメージも関係していると言って良いでしょう。
「既卒者 = 就職できなかった人」
というイメージに加えてブランク期間が長い場合には、
「就職して働く、仕事への熱意が感じられない」
「就活をしても内定獲得できない人」
といったこれまたネガティブなイメージが付いて回ります。
こうしたこともあり、既卒の就活は厳しくなっていってしまいます。
既卒が厳しい就活で内定獲得をするには
既卒が内定獲得をするには、応募する企業を選ぶことが重要です。
企業によっては既卒者を歓迎、積極的に採用しているところもありますからね。
20代フリーターや既卒の方を歓迎する企業は増えつつあるといえます。
こうした既卒歓迎の企業からの求人を探し応募すること。
志望動機などしっかり自己アピールすることで十分に中途採用される可能性はあります。
既卒向けの面接での質問「なぜ既卒になったのか」といったことへの答えもしっかり準備をすることが重要ですね。
そして既卒の就活を有利にするために、既卒向け就活サイトの活用もオススメです。
書類選考無しで面接が受けられる就活支援サイトもあり、就職活動をスピーディーに進めることも可能です。
既卒フリーター・ニートからの正社員就職は、空白期間が長い方ほど、こうした就活支援サイトを活用してみてください。
既卒が厳しい就活で内定獲得をするには、こうした就活支援サイトの活用がカギといえます。